とぼけ…もとい、引き締まった眼差し。デッサンのくるっ…もとい、味のある描写。これは昭和初期に描かれた、教育図書の図版です。
「手旗信号」という言葉は皆さんのお耳に馴染みのある言葉かと思いますが、「手先信号」ときましたよ。ご存知でしたでしょうか。以下商品説明を引用してみましょう。
艦船同士など距離のある場所で使う「手旗信号」とはまた違い、エンジンが轟音で唸る機関科など、距離が近く、しかし声が通りづらい場所で使う「手先信号」をモチーフにしています。
このように大振りな腕の動きで伝える手旗信号とは違い、割と目の前でちゃちゃっと表現する信号なのですね。
現在の海上自衛隊にも伝わっているものもあるというお話もあります。もしかしたらご家庭で使っている方もいるかもしれませんね。
あっ!それはとても楽しそうだ!!とか、おっ!SNSのネタになりそう! でも原本がなかなかな見つけられない…という方には、この「海軍手先信号法てぬぐい」をオススメいたします。
この手拭いの初登場は2019年、今年のワンダーフェスティバルから。当初江戸まといさんのお弁当のおまけとして制作されたものですが、会場では手拭いを余分に欲しいというお声をたくさん頂きました。
その後もありがたい事にお問い合わせが多く、この度解説の帯を付けて増刷した、という訳です。この夏には筑波海軍航空隊記念館売店にも期間限定で出現いたしましたが、お陰様でたくさんのお客様に連れ帰っていただきました。ありがとうございます。
手拭いはタオルやハンカチのようにも使えますが、風呂敷のようにプレゼントを包んだりと実用的にも使えます。それだけではなく額装したりと装飾的に使うことにもできますが、さらにこの手先信号法てぬぐいときたら暇つぶしに眺めても、SNSのネタにも持ってこい。急に合わせの予定が入ってポーズが思いつかないよ〜!って困っても、これさえ持っていればなんとかなりそうですね!
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